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スウェーデン旅行(その7) [他社視察]

 やってきたのはヨーテボリトラムネットワーク(Göteborgs spårvägar)のM32形。
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 トラムの最新形式で5車体連接の超低床車、アンサルドブレダ(AnsaldoBreda)社のSirioシリーズで、阪堺電車でいえば堺トラムみたいなもの。トラムの近代化を目指して2013年から導入されましたが、大幅な納期遅れが発生した上、届いても、故障の頻発で使い物にならない車両が多発したため、401-465の65編成で打ち切り、他はキャンセルされています。
 おかげで古い車両が残って、私たちはその古い車両に乗ることができた訳ですが、トラムはボンバルディア(Bombardier)社にM33形を発注しており、2019年には導入される予定とのこと。
http://www.railwaygazette.com/news/single-view/view/goeteborg-orders-flexity-trams.html
 M32とすれ違いでやってきたのはM31形。
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 1984年から1992年にかけて製造された2車体連接のM21形に、1998年から2003年にかけて低床の中間車体を挟みこんで部分低床化したもの。飾り気のない箱みたいな車体は、阪堺電車でいえば701形、601形といったところでしょうか。
 ここで一度、ホテルに向かい、荷物を預けて再び駅前へ。停留所で待っていると、やってきました。私が一番乗りたかったM28、M29形。
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 700番台がM28形(1965年~1967年製造)で、800番台がM29形(1969年~1972年製造)。製造メーカーと製造時期の違いで形式と車番を分けていますが、基本的に同じ車両で併結も可能。写真の編成も前がM29形、後ろがM28形でした。
 この車両、ご覧のようにPCCカーによく似ています。オランダのハーグあたりまでは純正のPCCカーが入っていますので、私は、この車両もPCCカーの末裔ではないかと考えていたのですが、日本に帰って調べてみますと、どうも違うようです。
 トラムの近代化のために新形車両を導入することになった際、時のトラムのディレクター シックストン・キャンプ(Sixten Camp)氏の主導のもと、PCCカーを参考にして自国内の技術で開発されたのがM25形(1958年~1962年製造)で、このM25形の増備として製造されたのがM28、M29形だそうです。つまりこれらの車両は、和製PCCカーならぬ瑞製PCCカー〔瑞西(スイス)ではなくスウェーデン(瑞典)の「瑞」〕で、大阪市の3000形、3001形や、それに阪堺電車の501形の仲間という訳。また、この開発を主導したキャンプ氏は、大阪市交通局でいえば宮本政幸氏に相当する方でしょうか。
 M28形の登場時の写真が、朝日新聞社刊行の「世界の鉄道'73」に掲載されていました。
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 以上がトラムの現役車両ですが、ほかに保存車両を利用した観光電車もあります。夏場は毎日走っているようですが、冬季は週末しか走っておらず、私たちは出会うことができませんでした。後日、次女が送ってくれた写真です。
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 この項つづく。



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コメント 4

hanamura

「かわいい!」って、スイマセン
このオヤジが表現力無くて、スイマセン!
これは、ホント!「かわいい!」
by hanamura (2018-01-27 22:18) 

hideta-o

hanamuaさま
かわいい?どの写真でしょうか。もしかして最後の写真のお姉さん?
by hideta-o (2018-01-28 14:03) 

hideta-o

@ミックさま
鉄腕原子さま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2018-01-28 14:07) 

hideta-o

ネオ・アッキーさま
ありささま
ワンモアさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2018-02-10 16:41) 

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